師走ですねぇ・・・

こんにちは☺

師匠も走り回るほど忙しい12月・・・師走がやってきましたねぇ( *´艸`)大掃除

を大慌てでしたくない!!と思って毎日少しずつ小掃除をしているのですが、少しずつ汚れていっていて意味があるのかなぁ…と悲しい気持ちになったりしています(笑)

12月と言っても今年はとても暖かいですね☀土曜日はまた20度以上に気温が上がるようですよ!こんな風に気温のアップダウンが激しいと寒い日は必要以上に凍えてしまいますね⛄

クリスマスにお正月・・・子供たちには楽しみなイベントが満載の冬休みですが、大人になった今、こんっっなに準備が大変なのか…と改めて楽しい子ども時代を過ごさせてもらったことに感謝します♡

プレゼントがもらえるクリスマスも大好きなのですが、今回は大晦日に行う除夜の鐘について調べてみました☆

由来と意味

除夜の鐘という言葉・・・当たり前のように使っていますが鐘は分かるけど除夜ってなに?

除夜とは大晦日の夜のことを言うようです🌃

歴史は古く、日本には鎌倉時代のころに伝わり、室町時代には一般化され、江戸時代には多くの寺院で行われだしたようです🔔

回数はなぜ108回?

除夜の鐘と言えば108回というのが一般的ですよね☺私は小さな頃から煩悩の数と教わってきました。詳しくは知らなかったのですが、分かりやすく説明されていたものがあるので引用します☆

煩悩とは、「眼(げん:視覚)」「耳(に:聴覚)」「鼻(び:嗅覚)」「舌(ぜつ:味覚)」「身(しん:触覚)」の五感+第六感ともいえる「意(い:意識)」による「六根(ろっこん)」から生じる心の働きによって生み出されると考えられています。

ここから起こる感情は「好(こう:良い)」「悪(あく:悪い)」「平(へい:どちらでもない)」の3つに分けられ、さらにその状態は「染(ぜん:汚れたこと)」「浄(じょう:清らかなこと)」の2つに分けられます。

また、煩悩によって人は過去・現在・未来の「三世(さんぜ)」によって悩みや苦しみが続くと考えられており、つまり計算をすると、6(六根)×3(良・悪・平)×2(染・浄)×3(三世)=108になるのです。

また、もう一つの説としては1年間を表しているというもの。月の数の12、「立春」や「夏至」などで知られる1年を季節ごとに細かく分類した「二十四節気(にじゅうしせっき)」の数の24、二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」の数の72、これらすべてを足した数が108になります。

偶然なのでしょうか?108と言う数字、すごく奥の深い数字なのですね✨

除夜の鐘は何時から何時?

除夜の鐘は、大晦日から元旦にかけての深夜0時を挟んでつかれます。108回の鐘をつく寺院では、大晦日のうちに107回までをつき、新しい年になってから最後の1回をつくところが多いようです。

大晦日に107回つくのは、古い年のうちに煩悩を消すという意味もありますが、ただそれだけでなく、除夜の鐘はその人にとって一年に一度だけの格別な音。

鐘の音を聴きながら一年間のいろんな出来事を思い出しながら、感謝や反省、来年こそはという思いを馳せるためでもあるようです。

整理券が配られる寺院もあるので、除夜の鐘をつきに行く予定のある方は事前に調べて行ってみてくださいね☆

ちなみに私の実家は何件ははしご除夜の鐘をついて、初詣をして年越しそばならぬ年越しラーメンを食べて帰宅してまた夜更かしゲームなんてしちゃうフッ軽ファミリーでした(笑)

鐘のつき方やマナー

1番大切な事…鐘をつくのは必ず参拝の前!!!です。本堂への参拝後に鐘をつくのは「戻り鐘」といって縁起が悪いものとされていますので、鐘をつくのは必ず参拝の前にしましょう。

つき方のマナーは、まず鐘の近くまで進んでから、つく前に鐘に向かって合掌・一礼をしましょう。鐘をつくための撞木(しゅもく)についている紐を後ろに引き、鐘にあてます。最後にもう一度合掌・一礼をしながら、仏様へのお願い事や感謝の気持ちを心に念じます。いい音が鳴らせるととても気持ちいです♡

そしてもうひとつ、大切な作法…まず他にも大勢の方が順番を待っている場合がありますので、一度鳴らしたら次の方に譲りましょう。

また、あまり強く鐘をつき過ぎないこと、できるだけ鐘をつく間隔を30秒以上あけることも大切。場合によってはヒビが入ってしまうこともあるため、大切な梵鐘を守ることにつながります。

1年の締めくくりと始まりが一度に味わえる除夜の鐘。2023年はどんな年でしたか?2024年はどんな年にしていきたいですか?まずは健康第一!楽しい毎日が過ごせると良いなと思います♡


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