豆知識☆七草粥

あけましておめでとうございます🎍

2023年も元気に頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします☆

今日は1月10日なのですが…七草粥について調べてみました🍚みなさんは七草粥、食べましたか??私は小さい頃は欠かさず食べていたのですが、自分が作る立場になってからは一度も食べていません・・・そう。作っていません(笑)来年こそは!!と言う気合も込めて調べてみたいと思いますのでお付き合いください♡

七草粥はなんのために食べる?

七草粥は、毎年1月7日(人日の節句)に春の七草を入れて食べるお粥です。七草は早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うといわれました。これを食べることで、1年の無病息災を祈るようになり、なんと!江戸時代から始まっていたようです(*’ω’*)
実は私。今回調べるまでは春に芽吹く七草であり、邪気を払うためということすら知りませんでした(;_;)
おせち料理が続き、正月疲れが出はじめた胃腸をいたわり、回復させるにはちょうどよい食べ物なのでそのために食べるものだという感覚で生きていました・・・食い意地を張りすぎていましたね。。。

七草の種類と効果

お粥って、体調の悪い時に食べるイメージですが、たまに食べるとなんだかホッとして美味しいですよね🍚もちろん、毎日食べることは不可能なのですが(笑)

七草粥にはその名の通り七つの草が入っています。いわゆる「春の七草」と呼ばれる野菜や野草なのですが、「春の七草」とは一体どのようなものを指すのでしょうか。

◆芹(せり) ◆薺(なずな) ◆御形(ごぎょう) ◆繁縷(はこべら) ◆仏の座(ほとけのざ) ◆菘(すずな) ◆蘿蔔(すずしろ)

一般的に上記の七つの草を使用するのですが、現在ではあまり使われない呼び名のものあります。これら七草はそれぞれに意味や効能があります。

■芹(せり)

芹には、「新芽がたくさん競り合って育つ」という様子から、勝負に「競り」勝つという意味合いが込められています。胃を丈夫にする効果や解熱効果、利尿作用、整腸作用、食欲増進、血圧降下作用などの効果があるといわれています。

■薺(なずな)

薺(なずな)とは、現代でいう「ぺんぺん草」のことです。薺には「撫でることで汚れを取り除く」という意味合いが込められています。解毒作用や利尿作用、止血作用、胃腸障害やむくみに効果があるといわれています。

■御形(ごきょう)

御形とは、現代でいう「母子草(ははこぐさ)」のことです。これには、仏の体という意味合いが込められています。咳や痰、のどの痛みに対して効果があるといわれています。

■繁縷(はこべら)

繁縷(はこべら)は、「はこべ」とも呼ばれています。これには、「繁栄がはびこる」という意味合いが込められています。また、昔から腹痛薬として使用されており、胃炎や歯槽膿漏に効果があるといわれています。

■仏の座(ほとけのざ)

仏の座(ほとけのざ)は、子鬼田平子(こおにたびらこ)とも呼ばれています。葉が地を這うように伸び、中心から伸びた茎に黄色い花を付けます。これには、仏の安座という意味合いが込められていますが、胃の健康を促し、歯痛や食欲増進などの効果があるといわれています。

■菘(すずな)

菘(すずな)とは、現代でいう蕪(かぶ)のことです。これには、神を呼ぶ鈴という意味合いが込められています。菘は、胃腸を整え消化を促進し、しもやけ、そばかすにも効果があるといわれています。

■蘿蔔(すずしろ)

蘿蔔(すずしろ)は、現代でいう大根のことです。これには、「汚れのない清白」という意味合いが込められており、美容や風邪に効果があるといわれています。

このように、それぞれの野菜に意味が込められており、体の健康を促す効果が期待されています。七草粥を作る際は、薺(なずな)は花芽を持つ前の若芽を、菘(すずな)と蘿蔔(すずしろ)は葉の部分を使用します。

ただ単に七つの草を使ったお粥を食べる行事だと思っていたのですが、一つ一つの草にも1月7日と言う日にちのも昔の方の想いがたくさん詰まっていたのですね(∩´∀`)∩

来年はこの伝統行事を伝えていけるようになると良いなと思う今日この頃です( *´艸`)

 

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