建物構造について

こんにちは☺お昼ご飯にカレーを食べたのですが、とても辛くて大汗をかいています(‘Д’)

希望の物件を探すときになにを重視していますか?もちろん、全て重要なのですが、その中には優先順位があると思います。物件検索初心者の私が軽視していたのは、タイトルにも書きました。この建物構造です。

建物構造の「構造」とは、建物の骨組みのことです。目には見えない部分なので建物構造なんて、なんでも良いのでは?なんて、ついこの間まで思っていました(-.-)しかし、調べてみるとそんなことは全くありませんでした…

建物構造は、全部で8種類あります。

・木造(W造)

・鉄骨造(S造)

・鉄筋コンクリート造(RC造)

・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

・アルミ造(AL造)

・コンクリート充填鋼管構造(CFT造)

・コンクリートブロック造(CB造)

私のよく見かける建物構造は、木造(W造)・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の4種類なので、この4種類に調べてみましたよ★

◎木造◎

見たままですが「木材」で作った構造のことです。木は、室内の空気が乾燥すると、蓄えられていた水分を空気中に放出し湿度を保つ効果があります。梅雨のように湿気が高くなると空気中の水分を吸収するため、窓の結露やカビを防ぐことができ、湿気が多い日本の気候に適しています。木造物件は通気性にすぐれている反面、遮音性は全構造中もっとも低く、隣同士の仕切りの壁が薄いケースも多く、音が響きやすいです。
冷暖房が効きにくいのも、不満を持ちやすいポイントの一つです。木造物件は鉄骨物件にくらべ気密性が低いため、鉄骨に比べ冷暖房の効きが悪くなってしまいます。しかし建築費が4つのなかで1番安価なので、家賃も安い場合も多いです(*’▽’)

◎鉄骨造◎

柱や梁などの骨組みに鉄骨を使用した構造のことで、その鉄骨の厚さにより、さらに2種類に分類されます。「鉄骨の厚みが6mm未満」のものを軽量鉄骨造といい、「鉄骨の厚みが6mm以上」あるものは重量鉄骨造といいます。柱などに鉄骨を使用するので、木造よりも強度があり、壁・床などを厚くできるので、防音性も高まります。鉄骨部分以外は木造と同じ素材です。

◎鉄筋コンクリート造◎

鉄筋を組んだ枠の中にコンクリートを流し込んで固めて組み合わせたもののことをいいます。鉄筋とコンクリート、両者の短所をうまく補いあうことによって、様々なメリットを生み出しています。鉄筋・コンクリートとも材料費が高く、コンクリートを固める手間がかかるため、家賃が高く設定される傾向があります。主材料のコンクリートは不燃材料のため、非常に高い耐火性を備えます。コンクリートを流し込んでつくる特性上、形状の自由度が高く、デザインのバリエーションにも富むこともメリットの一つです。

◎鉄骨鉄筋コンクリート◎

鉄筋を組んだ枠の中にコンクリートを流し込んで固めたものを、更にコンクリートで補強した構造で、あらゆる構造の中で最も耐震性、耐火性に優れています。熱に弱い鉄骨をコンクリートで包み、さらに揺れに弱いコンクリートを鉄筋で補強することにより、非常に高い防音性・耐震性・耐火性・耐久性を持ちます。建物構造の中で1番建設コストが高いうえ、性能がかなり優れている構造と言えます。しかし、コンクリートの性質上、通気性が悪いため夏は暑く、冬は寒くなります。調湿機能を持つ木造と比較すると、結露やカビも発生しやすいというデメリットもあります。

やはり建設費がかかった物件の方が賃料も上がります。建物構造にはそれぞれのメリット・デメリットがありますので、希望する事業内容・事業計画によって自分にあった建物構造でも物件を探してみても良いかも知れませんね(^^)/

 

 

 

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