不動産の取引で見かける公図ですが、たまに無番地があります。
よくあるパターンが、昔の農道 赤道 水路 青道 等がありますが、
今回は「道」や、「水路」でもない 無番地が!
- 先ずは、法務局にて旧公図(下図)を取得しました。
旧公図では実際に色分けされていて、この色分けが、赤道・青道の所以なのかもしれません。
色ごとに、管轄している場所が違うようなので、色々なところに確認してみました。
先ずは、道路かもしれないので所轄土木事務所に確認してみると、管轄外とのことでした。
次に、関東財務局に確認してみると、道の形状部分はおそらく水路だろうと、、、、しかし、隣接している無番地は不明とのことです。
(こちらは、引き続き調査中です。)
『不動産取引上について、問題があるのか?』という質問をしてみた所、
関東財務局さんの見解によると、
『現況は、既に無番地の上に建物があり、不法占拠状態となっていますが、
罰則などは無く、国としても積極的に問題解決をすることもない』そうです。(あくまでも現時点でのご回答です)
ひとまず安心しました。
不動産の取引をしていると、様々な問題が発生します。
今回のケースでは、売買の案件ではないため、今後後学も兼ねて白地なのか、脱落地なのかといった所も含めて調査したいと思います。