店舗物件を借りる際の『居抜き』と『スケルトン』メリット・デメリットについて

今回は店舗物件を借りる際の「居抜き物件」「スケルトン物件」について、それぞれのメリットやデメリット記載してみたいと思います(^^♪

『居抜き物件』と『スケルトン物件』の違いとは?

弊社では、ロードサイド、駅前、商業施設といった「店舗物件」や、事務所や倉庫、工場といった「事業用不動産」を専門で扱っております。

こうした店舗物件などでは、賃貸住宅と違い、契約締結時に『引渡し状態』が定められています。

そこで、今回は店舗物件を賃貸する際に重要となる『居抜き物件』と『スケルトン物件』の違いについて説明してみたいと思います。八王子で新しく起業・開業される方などで、店舗物件についての知識があまりない方には特に読んでいただきたい内容です!

まず、居抜き物件とは、内装や設備などが残置された状態の物件を言います。

敢えて『残置』という表現を使用したのは、前の賃借人(テナント)が使用していた内装や什器、設備をそのままの状態で残していった物件であるという事を強調する為です。

次に、スケルトン物件ですが、こちらは上記の居抜き物件とは逆に、賃貸区画内に何も無い状態の物件を指します。

後記しますが、この他に『一部居抜き』又は『半スケルトン』といった状態などもございます。

では、そのメリットとデメリットについて記載していきたいと思います。

『居抜き物件』のメリット・デメリット

居抜き物件と一言で言っても、前テナントがどういった業種であったかによって、その状態は様々です。今回は「飲食店」の居抜き物件を例にしてメリット・デメリットを挙げてみます。

【居抜き物件のメリット】

・同一業種であれば、低コストで開業(出店)が出来る

・契約から開業まで時間短縮できる(短時間で開業できる)

・前テナントのお客様を取り込める可能性がある

・レイアウトを考える手間がかからない

【居抜き物件のデメリット】

・自分の好きなレイアウトやデザインに出来ない

・不要な設備や什器を撤去するコストがかかる場合がある

・設備等の使用年月によって、開業してから修繕費がかかる可能性がある

・物件によっては造作買取費用が発生する

・設備の容量増設が難しい

 

物件によって、メリット・デメリットは異なりますが、

まずは何といっても居抜き物件の最大のメリットは、同一又は類似業種であれば、開業のコストを安く抑えることが出来る点、短時間で開業できる点が挙げられます。

逆にデメリットは、レイアウトやデザイン、設備スペックが不自由な点や、前テナントの雰囲気が払しょくできないなどが挙げられます。

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